効率の良い記憶の仕方


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どうもギガンテスくんです!!!

今回は記憶に関して調べたことを書いていきたいと思います。

ギガンテスくん実は転職を考えています。

新しい仕事に就いたときって覚えること沢山ありますよね。

早く仕事になれるためにも、効率良く記憶ができたらいいなと思って記憶の仕方について調べてみました!


目次

  1. 効率の良い記憶の仕方はズバリ反復!?
  2. 記憶を司る器官
  3. 記憶のメカニズム
  4. 忘れることの必要性
  5. 時間と忘却の関係
  6. 反復が有効な理由
  7. 効率が良くなる反復タイミング
  8. まとめ

1.効率の良い記憶の仕方はズバリ反復!?


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 最初に結論から言うと、ズバリ反復学習が最適です。反復学習と言ってもひたすら何度もやるということではなく、忘れかけた頃に再度学習を行います。

 では、忘れかけた頃とは?適切なタイミングとはいつなのか?

 それを紐といていくため、記憶のメカニズムと忘却についてを理解する必要がありますので、是非最後まで読んでいただければと思います。



2.記憶を司る器官


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 記憶のメカニズムに大きく関わる器官は以下の3つです。


  • 海馬(短期保存場所)

 脳の番人と呼ばれている器官です。記憶したものは最初ここに保管されます。しかし、時間が経つと記憶は消滅してしまいます。

  • 側頭葉(長期保存場所)

 長期保存場所であり、ここに保存された記憶は長期間いつでも引き出すことが可能です。

 海馬に入って来た情報が側頭葉に保存されているか確認をしたり、側頭葉に保存するべきかを判断したりします。



 以上3つの器官が記憶に大きく関わることを知った上で、次に長期記憶になるまでのメカニズムを話していきます。



3.記憶のメカニズム


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 まず、記憶したいと思って勉強したとします。その勉強したことは最初に海馬へと保存されます。
 
 すると前頭葉は側頭葉に情報が保存されているかどうかを確認します。結果、情報があった場合には、海馬から率先して消されます。

 一方、情報がなかった場合は、海馬から側頭葉に情報を移すべきかどうか判断します。

 その判断材料になるのが海馬に入ってくる頻度と重要度です。

 重要度に関して例を挙げると、人の生命維持に関わることだったり、命が危険にさらされたりしたときの記憶などで、次に同じ危険にさらされることのないよう優先的に記憶されます。

 側頭葉に移されない記憶は時間とともに海馬から消えていきます。一夜漬けや瞬間的に記憶したものなどはすぐに消えてしまったりしますよね。

 具体的にどのくらいの時間で消えていくのかが分かれば、消えそうになった段階で思い出すことにより記憶を強化していくことが可能です。

 再度学習を行うべきタイミングを見極めるために、次の章で忘れることの必要性に関して綴っていきます。



4.忘れることの必要性


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 一度見たり聞いたりしたことをずっと記憶できたらいいのに。

 なんで忘れちゃうんだろう? 

 やっぱり私は頭が悪いのかな?


 なんて考えたことある人も多いのではないでしょうか。

 でもそんな悲観的になる必要はありません。

 人間の脳は忘れるようにできているのですから。

 
 パソコンなどのメモリーなどにも容量があるように、人間の脳にも容量があるのです。そのため、容量を超えないように必要のない記憶は削除されるようにできています。

 少し考えて見てください。

 人間は生活するなかで、様々な情報を頭に取り込んでいます。そんな情報が常にすべて記憶されていたらどうなるでしょうか?



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 すぐに脳内は情報で満たされてしまい、必要な情報を取り入れることができなくなったり、忘れたい嫌な記憶もずっと残ってしまいますよね。そうならないために、脳は非常に合理的にできているのです。

 
 忘れることの必要性を理解した上で、以下エビングハウス忘却曲線をもとに、時間と忘却に関して言葉でまとめてみました。興味のある方は画像を検索して見てくださいね!



5.時間と忘却の関係

   
勉強を終えた時間を0分とし、以降復習など行わないとします。%は忘れる割合を示します。

   20分後・・・・42%

   1時間後・・・・56%

   1日後 ・・・・74%

   1週間後・・・・77%

   1ヶ月後・・・・79%

   1年後 ・・・・80%

 上記のようなデータが実験から導きだされた訳ですが、この実験は被験者に無意味な音節を記憶させて行われた実験の結果です。実際は、被験者の興味や感心により記憶の残り方にはばらつきがでます。

 実際のところ、無意味なことを記憶しようという人はいないと思うので記憶の残り方はもっと多くなります。

 ですので、記憶と時間の関係理解するための参考資料程度のものですが、次の話に進んでいくためには具体性が必要なので、参考資料をもとに次の話に進んでいきます。



6.反復が有効な理由

 一生懸命記憶したことも、何もしなければ1年後に20%しか記憶として残らないことが忘却曲線からわかりました。

 では、復習した場合はどうなるのか?


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 1年後の記憶を基準に考えてみると、1度の勉強では20%の記憶残量ですが、2度繰り返した場合は40%の記憶残量になることが実験から示されています。

 反復学習が有効的である理由はここにあります。1度勉強したことを何度も繰り返し記憶することにより、繰り返した分だけ1年後の記憶残量も増加していきます。

 これは、海馬に何度も同じ内容が入ってくることにより、前頭葉が大事な記憶であると判断するので、側頭葉へと保管され長期記憶となるためです。

 だいたい4~5回反復するとしっかりとした定着が見込めます。
 


7.効率の良くなる反復タイミング

 ここでいう効率とは、以下に記憶するための労力を少なくするかということです。

 例えば、勉強して1年間何もしなかったとすると、20%しか記憶が残ってません。同じ内容を再度記憶しなおすためには、忘れてしまった80%を勉強しなおさないといけませんよね。

 しかし、1時間後に復習した場合はどうでしょうか?

 44%の記憶残量があるので56%を勉強しなおせばよいということになります。

 つまり、早い段階で復習をした方が勉強しなおす量が減るので少ない労力で済むので、効率が良くなります。



8.まとめ

 いかがだったでしょうか?

 今回は記憶に関してまとめてみましたが、私自信も調べていく中で知らなかったこともたくさんあり、誤った勉強の仕方をしていたことに気づかされました(笑)

 結論を簡単にまとめると、記憶しておきたいことはあまり時間を空けずに、復習を重ねた方がよいと言うことです。

 記憶する内容や記憶しておきたい期間などにより、反復のタイミングや回数は異なってきます。

 今回の記事を参考にしていただき、状況にあった効率の良い勉強の仕方を見つけていただけると幸です!!



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