ほうれん草?いいえ。報連相です!!

 昔、居酒屋で店長していたときの後輩から、報連相を徹底させるためにはどうしたらよいか?という質問を受けたので、
私が当時意識してやっていたことをまとめてみたいと思います。

報連相ってそもそも知ってる?】


 私が店長として働いていたある日。


店長 「今日は月に一度のミーティングの日です!」

   「今日みんなにはホウレンソウについて考えてもらいた
    いと思います。」

バイト「ホウレンソウ?・・・・」
 
 

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店長 「そうそう!ベーコンと一緒に炒め
    てバター加えて食べると旨いねん
    なー・・・・・



    
    ってちっがーう!




バイト「キョトン・・・・・・・」


店長 「お前らまさか・・・・・


    報連相わからんのか(泣)」



店長 「いいか。報連相とは報告、連絡、
    相談の略だぞ」


バイト「わかりました!覚えときます!」


   バイトは報連相を覚えた!

      テテレテッテッテッテ~ン🎵


 そもそも言葉の意味を知らないというパターンを私は経験しました。

 まずは、報告、連絡、相談という言葉を覚えてもらいましょう。



報連相を徹底させるためにやるべきこと】

・まず自分が重要性を理解する

 
 職場で起こる問題は、報連相が徹底されておらず起こるものが多々あります。初めて上司の立場に立つ方は、まず前任者から
どんな問題に直面したのか話を聞いてみるとよいと思います。人の失敗談や体験談を聞いて、重要だということを再認識しておきましょう。

・自分自身も実践する

 報連相は部下だけに求められるものではありません。会社全体でみれば、あなたも誰かの部下です。部下は以外と上司のことを見ています。徹底させる本人が報連相を徹底できていないということの無いように。上司がやらないと部下はやりません。

・報告はフォーマット化

 報告に関しては、パソコンなどがあれば、ワードなどで報告して欲しい内容を箇条書にしておきましょう。印刷してハードファイルに入れておき、報告する場所の近く常備しておくとよいです。内容は誰が見てもわかるよ噛み砕いて書いておくと、報告者が誰でも対応でき、教える手間も省けて楽です。

・連絡は必要な番号を記載し保管。

 私が働いていた居酒屋でいえば、アルバイトのみで営業する日がありました。緊急時に店長しか連絡先を知らないのでは困ります。緊急時の連絡先はリスト化し、従業員だれもが見れる状態にしておきましょう。リスト化した物を電話の近くに置いておくのがベスト!!

・相談はとにかく関係性を築くこと

 報告や連絡は、一度フォーマットを作り、アルバイトのみでできる仕組みを作ってやれば、自然とやってくれるようになります。相談も同じです。しっかりとした関係性を築けていれば、たわいないこともペラペラしゃべってくれるようになります。関係性を築く上で大事なのは、自分からどんどんしゃべりかけて会話をすることです。会話をかさね、お互いの強み弱みを理解し助け合うと信頼が生まれます。相談事って信頼できる人にしか話したくないですよね?だいたい上司はかっこよく見せようとし過ぎて、弱みを表に出さない人いますよね。部下に頼るのも大事ですし、お互い助け合って仕事していることを忘れないように。

・店舗経営している方は(おまけ)

 近隣店舗の連絡先もリストいれとくと休みが有意義になります。店長が休みの日に限って何かと問題が起こりがちです。そんなとき連絡先が店長だけだと、電話がきまくってゆっくり休めなくなります。結構他の店長でも対応できる問題も多いです。休みの日は他に出勤している店長への連絡を
促せるとよいですね。


【上司がやりがちなこと】

 報連相に関して、ちゃんとした教育や工夫を行っていないと、問題は必ず起こると思います。そんなときに「なんで報告しなかったんだ」とか「すぐに連絡しろよ」なんて言ってしまいがち。でも、あまりに無責任な発言で、部下の心が離れていく原因になるのでやめましょう。そうならないような環境を整えてあげることも上司の仕事です。 

 

【上司の力のみせどころ】

 やはり問題が起こりにくい上司は、様々工夫を凝らしています。従業員や店舗で起こりうる問題を事前に予想し、対策もしくは教育しています。危機察知能力や推測力は、経験の為せる技。上司の力量見せつけてやりましょう。信頼アップに繋がります。


【まとめ】

 
 報連相がうまくいかない原因は、上司に寄るところも多くあります。やれといってもできません。しかし、私が教えた工夫を施すだけでも部下の動きは変わります。報連相による問題が無くなれば、余分な仕事も減り、他の仕事に回せれば質が向上します。最も大事なことは部下が自立して自発的に動ける環境作り出すことです。


恐怖の引っ越し

今週のお題「怖い話」    

 

私が東京のシェアハウスに住んでいたときのお話。    

 

 

シェアハウスは、とあるアパートの一室。  

 

 

エントランスを通り一度外に出て、一番奥の部屋が問題の部屋である。    

 

 

間取りは、2LDKだが、6人が同居できるようにセパレートされている。  

 

 

ちなみに、セパレートにより部屋が2種類に分けられている。、共有スペースなどは一緒だが、プライベートが確保されている部屋が2つ。2段ベットが2つあり、4人で住む部屋が1つである。  

 

 

もちろん前者と後者は価格が2倍違う。

 

 

私が住んでいたのは後者。当時は金がなかったので少しでも安い住家を求めていた。

 

 

都心の駅チカ。雑魚寝でも月3万円で水道、電気代込みである。

 

 

部屋を見学に行った際は、住人と出会えずどんな人が住んでいるかは、わからなかった。

 

 

しかし、部屋の空きは一つ。部屋というかベッドが一つである。職場からも近い場所にある物件は軒並み高いので、空いている内にと思いその場で契約した。

 

 

荷物をまとめていざ、引っ越しだ!!!!!

 

 

安いとはいえ、ある番組で少しブームになっていたシェアハウス。

 

 

呼び鈴を鳴らし、扉が開くのを待つ間、様々なことを考えた。

 

 

私も男である。ましてや絶賛彼女募集中の身。

 

 

期待と希望で胸をパンパンに膨らませ、今にも破裂しそうな勢いである。

 

 

そして・・・・・・・「ガチャッ」という音と共に扉が開く。

 

 

「どうぞ!」

 

 

視覚より先に聴覚がデータを脳に送信する。

 

 

「めっちゃ低い声だな・・・・」と思ったその時、

 

 

視覚にも情報が飛び込んできた!

 

 

 

 

 

「お。髪型はベリーベリーショートでメガネをかけているのか・・」

 

 

「体型は妊娠6ヶ月ぐらいの妊婦・・・」

 

 

「腕には熱帯雨林のように木々が生い茂り・・・・・」

 

 

いや・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

おっさんやないかーーーーーーい!!!!

 

メガネかけで中年太りでハゲかけの

 

 

おっさんやないかーーーーーーい!!!!

 

 

 

 

若干の喪失感に襲われたが、冷静に考えれば一人ぐらいおっさんがいて不思議ではない。

 

 

どうやら新しい同居人を歓迎するため、リビングで住民全員が待ってくれているらしく、おっさんは私をリビングに案内してくれた。

 

 

リビングまでは10歩。

 

 

一度は絶望しかけた心が、一歩、また一歩と踏み出す度に蘇って来る。

 

 

リビングに到着しテーブルに目をやった私に、やさしく微笑みかけてくる4人の同居人。

 

 

その瞬間、体が反射的に反応し、目をこする。

 

 

「あれ?・・・デジャブか?・・・・・・・・・・」

 

 

さっき見たような見た目の人間が4人・・・・・・。

 

 

目をこする手に拍車がかかりとまらない。

 

 

 

 

 

 

もうおわかりいただけただろうか?

 

 

 

そう。そこには想像絶する恐怖の光景が待ち構えていたのである。

 

 

 

 

その光景を目の当たりにした私は、思わずこう叫んでしまった・・・・

 

 

 

 

 

全員!おっさんやないかーーーーい!!!

 

 

ルネサーーーーーーーンス!!!!

 

 

 

叫ばずにはいられなかったのである。

 

40代のおっさんと共に過ごすこれからの日々を思うと、

 

恐怖するしかなかった・・・・・・・・・。

 

 

 

 

みなさんもシェアハウスを探す気をつけていただきたい。

 

仕事終わりのビールがやめられない悪魔が、お腹に妖力を溜め、

 

不適な笑みを浮かべて待ち構えているかもしれません・・・・・・・・・

 

 

 

 

次に会うのはあなたかもしれない。

 

 

 

超集中☆ ~ゾーンを使いこなせ!~

どうもギガンテスくんです!

仕事の質を向上するために集中力はかかせません。

誰しも時間も忘れるほど夢中になった経験はあると思います。

その時間がまさに超集中状態

周りのことが一切気にならず、仕事がはかどるはかどる。

もし、その状況に自由に入れたらいいなと思いますよね。

今回は超集中状態に入るための必要なことコツをまとめていきます。


目次

  1. 必要なのは環境とメンタル
  2. 集中しやすい環境作りのコツ
  3. メンタル維持のコツ
  4. 超集中状態に入るために
  5. まとめ



【1、必要なのは環境とメンタル】

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 超集中状態に入るために必要なことは、環境作りメンタルです。別に難しいことは何もありません。

 環境は作るというより集中の妨げになるものを排除していくイメージです。

 そして作業や仕事に集中するためには、モチベーションを高い状態で維持することが大事です。

 環境作りやメンタル維持のコツを以下にまとめていきます。



【2、集中しやすい環境作りのコツ】

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・意識が向いてしまうものの排除


 よく言われていることですが、テレビを見ながらとか音楽聞きながら何かをするのは御法度。

 集中できると言う人もいますが、少なからず意識がそちらに向いてしまっているのは事実です。

 仕事や学習のみに意識を向けられる環境でなければ超集中状態には入っていけません。

 そもそも、本当に集中してしまうとテレビにも目が行かないですし、音楽もほとんど聞いていないのと一緒な状態になります。

 テレビや音楽以外にも、漫画やゲームなど気が引かれるものはなるべく排除された環境を作りましょう。

 特に携帯電話は現代人の集中妨げる要因ベスト1です!!!

 様々な理由で近くに置いとかなければいけない方もいると思いますが、ラインやメール、電話などの通知オンは集中状態を崩壊させます。
 
 人間が集中できる時間は20分から30分くらいが限界のようなので、その時間くらいは電源を切っておくことをオススメします。


・新鮮味のある場所で作業する

 
 常に同じ場所で仕事を行っていると、脳への刺激が少なく集中しにくくなります。

 普段と違う場所で作業することで、脳の神経細胞である側坐核が刺激されます。

 側坐核ドーパミン分泌させる作用があるので、刺激してあげると集中力向上につながります。


・集中しやすい時間を把握する


 集中力が高まっていると言われている時間が存在するので紹介します。


<朝の2時間>


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 朝の起きてから2時間は、脳の思考と感情をコントロールする力が最も強い時間帯です。

 大企業のCEOや成功を収めた人々は、早起きで朝の時間大事にしている方が多く、大事な決断は朝に行うことが多いようです。

 「朝の1時間は夜の3時間に匹敵する」という学者もいるくらいですので、朝の2時間は大事に使いたいものです。



<運動後30分~3時間>


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 運動後の時間も集中力が高まりやすい時間です。適度に運動をした方が集中できる時間増やすことができます。



<生活リズム>


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 人間は一日の中で集中しやすい時間帯がいくつか存在します。

 生活リズムが一定の人は、集中できる時間帯も一定になりやすいです。

 生活リズムがばらばらだと、集中できる時間もばらばらになり把握しにくくなってしまうので、リズムを整えることも大切です。


【3、メンタル維持のコツ】

 仕事や作業のなかにも、集中しやすいものとそうでないものが存在します。

 興味があるものや好きなことであれば、自然と集中して行えると思いますが、そうでないことの方が多いかもしれませんよね。

 また「今日はなんかやる気が出ないな・・・」なんて日もあるかと思います。

 様々な状況の中でメンタルを維持していくコツを以下で述べていきます。


  • 選択

 そもそも論ですが、興味や感心の無いことは続かないので、そういった仕事はやらないのがベストです。選択できる状態であることが前提ですが、先々を見据えて興味を持って進められそうなもの、もしくは自分が好きなことに精通する内容の仕事を選択するようにしましょう。モチベーションを維持することは簡単ではありません。嫌のことやらされているなら尚更です。結果も伴わずあきらめてしまう原因になります。

  • 難易度

 難易度は適性ですか?
 人間難しすぎて全く成果のでないことあきらめがちです。逆に、簡単過ぎるものはすぐに飽きてしまいます。ちょっと難しいくらいがモチベーション維持には最適です。

  • 短く時間を区切る

 人間が集中できる時間は長くありません。30分から1時間くらいで一呼吸置くようにしましょう。がむしゃらに長い時間やっても集中できていない時間が多く、結果として時間に対する進捗が伴わずにやる気を失います。

  • ゴールを明確に

 何か目的を達成できたときの達成感はやる気アップにつながります。明確に何を持ってゴールなのかをしっかり認識しておきましょう。そこがしっかりしていないと何がどこまで終わったのかがわからなくなってしまいます。できることなら何かにゴールを記載し、終わったらチェックできるようタスクとして管理しておくことがオススメです。やることが明確になっていればやる気もでます。ゴールは長距離を1本ではなく、短距離を複数にした方が達成感を多く味わえます。仕事は極力細分化するようにしましょう。



【4、超集中状態に入るために】

 

・きっかけを記録し把握する

 
 誰もが経験している、時間も忘れるほど夢中になる瞬間。
その瞬間には、突入するきっかけがあることが多いです。

 例えば、ラグビー選手で有名な五郎丸選手。大事な場面で集中力高めるために独特なポーズをとることで有名になりましたよね。

 ただでさえ集中している試合中、極限まで集中力をあげるためのきっかけとして行うのが独特なポーズです。

 このように超集中状態に入っていくきっかけは、人それぞれ
異なる形で存在します。

 そのきっかけ把握することによって、五郎丸選手のように自分の好きなタイミングで超集中状態に突入することができるという訳です。

 時間を忘れるほど夢中になった経験を思い出して見てください。

 その時の仕草や環境などを思い出して記録してみましょう。

 そして、ここぞというときに同じ状況作り出してあげれば、
さらなら超集中状態に入りやすくなるはずです。

・緊張感を持たせる

 プロのスポーツ選手は大舞台でパフォーマンスしたとき、普段では突入できない程の超集中状態に入ることができる瞬間があるそうです。

 結論から言うと、集中は緊張から生まれます。

 超集中状態に入るときには、脳内ホルモンである「βエンドルフィン」が影響しています。

 脳の前頭葉は、過度に緊張したりプレッシャーがかかったりすると、アドレナリンを放出し闘争心を掻き立てるのですが、
さらに興奮状態になると、興奮を沈めるためにβエンドルフィンが放出されます。

 βエンドルフィンは痛みや緊張を快感に変える性質があるため、極度な緊張状態は身体のリミッターを解除してくれます。

 リミッターが解除されると1点集中状態に陥り、パフォーマンスが向上するという訳です。

 ですので、脳には緊張感を持たせることで超集中状態に入り安くなります。

 仕事を時間などで制限し、脳にプレッシャーを与えるようにしましょう。


【5、まとめ】

 超集中状態は、環境やメンタルを整えることで好きなときに突入させることができます。記事にまとめた内容をいきなり実践していくことは難しいかもしれませんが、使いこなせれば人生が豊かになります。個人差がある部分もあるので、一つずつ改善しながら、自分なりの超集中突入法を編み出して見てください。

効率の良い記憶の仕方


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どうもギガンテスくんです!!!

今回は記憶に関して調べたことを書いていきたいと思います。

ギガンテスくん実は転職を考えています。

新しい仕事に就いたときって覚えること沢山ありますよね。

早く仕事になれるためにも、効率良く記憶ができたらいいなと思って記憶の仕方について調べてみました!


目次

  1. 効率の良い記憶の仕方はズバリ反復!?
  2. 記憶を司る器官
  3. 記憶のメカニズム
  4. 忘れることの必要性
  5. 時間と忘却の関係
  6. 反復が有効な理由
  7. 効率が良くなる反復タイミング
  8. まとめ

1.効率の良い記憶の仕方はズバリ反復!?


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 最初に結論から言うと、ズバリ反復学習が最適です。反復学習と言ってもひたすら何度もやるということではなく、忘れかけた頃に再度学習を行います。

 では、忘れかけた頃とは?適切なタイミングとはいつなのか?

 それを紐といていくため、記憶のメカニズムと忘却についてを理解する必要がありますので、是非最後まで読んでいただければと思います。



2.記憶を司る器官


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 記憶のメカニズムに大きく関わる器官は以下の3つです。


  • 海馬(短期保存場所)

 脳の番人と呼ばれている器官です。記憶したものは最初ここに保管されます。しかし、時間が経つと記憶は消滅してしまいます。

  • 側頭葉(長期保存場所)

 長期保存場所であり、ここに保存された記憶は長期間いつでも引き出すことが可能です。

 海馬に入って来た情報が側頭葉に保存されているか確認をしたり、側頭葉に保存するべきかを判断したりします。



 以上3つの器官が記憶に大きく関わることを知った上で、次に長期記憶になるまでのメカニズムを話していきます。



3.記憶のメカニズム


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 まず、記憶したいと思って勉強したとします。その勉強したことは最初に海馬へと保存されます。
 
 すると前頭葉は側頭葉に情報が保存されているかどうかを確認します。結果、情報があった場合には、海馬から率先して消されます。

 一方、情報がなかった場合は、海馬から側頭葉に情報を移すべきかどうか判断します。

 その判断材料になるのが海馬に入ってくる頻度と重要度です。

 重要度に関して例を挙げると、人の生命維持に関わることだったり、命が危険にさらされたりしたときの記憶などで、次に同じ危険にさらされることのないよう優先的に記憶されます。

 側頭葉に移されない記憶は時間とともに海馬から消えていきます。一夜漬けや瞬間的に記憶したものなどはすぐに消えてしまったりしますよね。

 具体的にどのくらいの時間で消えていくのかが分かれば、消えそうになった段階で思い出すことにより記憶を強化していくことが可能です。

 再度学習を行うべきタイミングを見極めるために、次の章で忘れることの必要性に関して綴っていきます。



4.忘れることの必要性


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 一度見たり聞いたりしたことをずっと記憶できたらいいのに。

 なんで忘れちゃうんだろう? 

 やっぱり私は頭が悪いのかな?


 なんて考えたことある人も多いのではないでしょうか。

 でもそんな悲観的になる必要はありません。

 人間の脳は忘れるようにできているのですから。

 
 パソコンなどのメモリーなどにも容量があるように、人間の脳にも容量があるのです。そのため、容量を超えないように必要のない記憶は削除されるようにできています。

 少し考えて見てください。

 人間は生活するなかで、様々な情報を頭に取り込んでいます。そんな情報が常にすべて記憶されていたらどうなるでしょうか?



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 すぐに脳内は情報で満たされてしまい、必要な情報を取り入れることができなくなったり、忘れたい嫌な記憶もずっと残ってしまいますよね。そうならないために、脳は非常に合理的にできているのです。

 
 忘れることの必要性を理解した上で、以下エビングハウス忘却曲線をもとに、時間と忘却に関して言葉でまとめてみました。興味のある方は画像を検索して見てくださいね!



5.時間と忘却の関係

   
勉強を終えた時間を0分とし、以降復習など行わないとします。%は忘れる割合を示します。

   20分後・・・・42%

   1時間後・・・・56%

   1日後 ・・・・74%

   1週間後・・・・77%

   1ヶ月後・・・・79%

   1年後 ・・・・80%

 上記のようなデータが実験から導きだされた訳ですが、この実験は被験者に無意味な音節を記憶させて行われた実験の結果です。実際は、被験者の興味や感心により記憶の残り方にはばらつきがでます。

 実際のところ、無意味なことを記憶しようという人はいないと思うので記憶の残り方はもっと多くなります。

 ですので、記憶と時間の関係理解するための参考資料程度のものですが、次の話に進んでいくためには具体性が必要なので、参考資料をもとに次の話に進んでいきます。



6.反復が有効な理由

 一生懸命記憶したことも、何もしなければ1年後に20%しか記憶として残らないことが忘却曲線からわかりました。

 では、復習した場合はどうなるのか?


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 1年後の記憶を基準に考えてみると、1度の勉強では20%の記憶残量ですが、2度繰り返した場合は40%の記憶残量になることが実験から示されています。

 反復学習が有効的である理由はここにあります。1度勉強したことを何度も繰り返し記憶することにより、繰り返した分だけ1年後の記憶残量も増加していきます。

 これは、海馬に何度も同じ内容が入ってくることにより、前頭葉が大事な記憶であると判断するので、側頭葉へと保管され長期記憶となるためです。

 だいたい4~5回反復するとしっかりとした定着が見込めます。
 


7.効率の良くなる反復タイミング

 ここでいう効率とは、以下に記憶するための労力を少なくするかということです。

 例えば、勉強して1年間何もしなかったとすると、20%しか記憶が残ってません。同じ内容を再度記憶しなおすためには、忘れてしまった80%を勉強しなおさないといけませんよね。

 しかし、1時間後に復習した場合はどうでしょうか?

 44%の記憶残量があるので56%を勉強しなおせばよいということになります。

 つまり、早い段階で復習をした方が勉強しなおす量が減るので少ない労力で済むので、効率が良くなります。



8.まとめ

 いかがだったでしょうか?

 今回は記憶に関してまとめてみましたが、私自信も調べていく中で知らなかったこともたくさんあり、誤った勉強の仕方をしていたことに気づかされました(笑)

 結論を簡単にまとめると、記憶しておきたいことはあまり時間を空けずに、復習を重ねた方がよいと言うことです。

 記憶する内容や記憶しておきたい期間などにより、反復のタイミングや回数は異なってきます。

 今回の記事を参考にしていただき、状況にあった効率の良い勉強の仕方を見つけていただけると幸です!!



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